| 取り扱うモノが『神様』という精神性の高いモノなので、ちょこっと説明とかもしといた方がいいかと思い、こんなページを設けてみました。 エジプト神話群をあつかう他のサイトさんとかと、少しばかり解釈が違うとか(多分に勉強不足の場合が多いでしょうが)、基本的な相違点とか、あると思いますんで、混乱のないように、先に言っておきたいと思います。 まず、『神』というものを、どのように捉えているかで、だいぶんと違ってきます。 私は、神というものは、人間などより高位に位置する存在で、そうそうコンタクト取れるもんじゃないと思っています。エラソーとかじゃなく、神経細胞のひとつが、その全体像である脳みそを知れというのは、どだいムリ、という理屈です。脳みそ(神)とか色んな臓器が揃って、肉体(世界)があるわけで、細胞ごときに肉体全てなんて見えるわけがない、と・・・そういう理論です。乱暴ですが。 救いを求められれば手を貸すけれど、困っているからと言って助けてくれるほど親切でもない・・・、例えば、人間が繁栄すれば、「賑やかになったね、」と言って喜んでくれるだろうし、絶滅したらしたで、「寂しくなったね、」で済んでしまう・・・人間を中心に世界が廻っているわけでもなし、地球という生命全体を見れば、カビほどの存在でしかないわけだし。 人間が居る居ないに関わらず、神々は変わらず存在し続けるものだと、それが私の基本的な、『神』に対する見解です。 信仰されなくなった神はどうなるのか・・・、別にどうもなりません(笑)。 感応する者が居なくなったわけでもなければ、神が消えたわけでもなく、ましてやただ一人に帰結したわけでもなくって(笑)、変わりなくそこに存在していると思います。存在を感じた人間の側が、正しくその存在を認知出来なくなっただけだろうと思うんです。 違う存在のやった事も、自分の信じる神のやった事と思っている・・・一神教は、精神の進化を妨げる理念だと思うんだけどなぁ。宗教哲学の、途中の段階で。 んでも、神様の側は、「なんか、最近静かになったな、」・・・くらいの感想かと。 まがりなりにも、私は『神』にも『死神』にもお目にかかりましたから、あれを神とするなら、それこそ「シャーマンキング」に描いてあるよーな、人間が命令下していいよーな存在じゃあ御座いませんことよ(笑)。あのデカさは、あれだ、「アキラ」の世界だよ(笑)。 人間の身で、神をどうこう出来るなんてのは、絶対に、無理です。 ・・・神様って、一瞬感じただけの感想だけど、なんか、こう、シンプルな存在だったヨ(笑)。 余分なモンはなんもなし。感情とかも穏やかで、きっと人間みたいに色々ないんだろうなぁ、と思った。 で、私は、こう考えました。この世の唯一の存在ってのが頂点に居るんだけど、それは全てであるわけです。有限のこの世界そのものであり、同時に虚無でもある。 仮に『絶対者』と呼びましょう。一神教の教えに似てるかも? でも、ア・ラーとかと違う点もあります。『絶対者』は世界には決して関わらないんです。 『絶対の者=真理の法則』っていうべきかも。1+1=2、というように、普遍の法則そのものかも。とにかく人格的な余分はありません。必要ない。 『絶対者』は無限であるから、この世界は有限であり、始まりと終わりを繰り返す。『絶対者』の影であり、対の存在が、この世界であり、同時にこの世界は『絶対者』の半身でもある。 存在していながら、存在してはいない、それが『絶対者』。 有であり、無である。全てである。 その条件を満たすために、この世界もまた、始まりと終わりを繰り返すことで有と無を内包する。中国思想の『道(タオ)』に近い? とにかく、『絶対者』は何者にも関わりを持たない。何かに関わった時点で、それは存在に傾いてしまうからね。だから、人間に啓示を与えもしないし、奇跡も起こさなければ、予言者も遣さない。・・・それらを遣すのは、『絶対者』に近い位置にいる者たち。 それが、『神々』。 『絶対者』は別にいて、全ての者が従うべき法則みたいなモンで・・・、だから、『神々』は別に誰が最高とかは言わない。最高なのは、その『絶対の法則』だから。 誰も逆らう事が出来ない存在、1+1=2であり、3にする事は、誰にも出来ないのと同じ。 で、今回書いた神話でも、『理(ことわり)』という名で、この法則を出してます。 誰も逆らうことが出来ない、全てを統べる唯一の法。 だから、『神々』は人間くさいトコもあるし・・・、けど、本当のところは、セトとかホルスとか、皆、シンプルなはずだと思ってます。山男に尋ねたら、「そこに山があるからさ」と答えるよーなシンプルさ。 良く出来たプログラムのように、自らの使命のままに存在し、世界を動かす。 でも、それじゃ面白くもなんともないんで(笑)。 『絶対者』に近付くってことは、力が膨れ上がるって事で、それは、力が大きくなればなるほど、精密なプログラムによる支配が必要になる。・・・機械のようにシンプルになるって事。 要らない部分から順番に削ぎ落としていく。負の感情とか。 で、やがて、『絶対者』のように究極のシンプルさで、無となる。 そういう理屈を、あの日、『神』に出会った日から、考え続けて結論付けたわけです(笑)。 ・・・もしかしたら、この世界は、『唯一の存在』が見ている『夢』にすぎないのかも知れない、とかね。ま、そんな感じで。 |